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ガザ停戦後2回目の身柄交換、イスラエル兵4人とパレスチナ人200人

2025年01月26日(日)09時32分

 パレスチナ自治区ガザでの停戦合意を巡り、イスラム組織ハマスは25日、イスラエルの女性兵士4人を解放した。イスラエルも拘束下のパレスチナ人200人を釈放した。写真は釈放されたパレスチナ人ら。ハンユニスで撮影(2025年 ロイター/Mohammed Salem)

Maayan Lubell Nidal al-Mughrabi Dawoud Abu Alkas

[エルサレム/カイロ/ガザ 25日 ロイター] - パレスチナ自治区ガザでの停戦合意を巡り、イスラム組織ハマスは25日、イスラエルの女性兵士4人を解放した。イスラエルも拘束下のパレスチナ人200人を釈放した。

19日の停戦発効後、身柄交換は2回目となる。

女性兵士は家族と再会し、ヘリコプターでイスラエル中部の病院に運ばれた。イスラエル軍が公開した動画では笑顔と涙で両親と抱き合う姿が映っている。

ハマスが公表したリストによると、200人のパレスチナ人の中には、数十人を殺害した攻撃に関与した罪で終身刑に服していた被拘束者も含まれている。

一方、イスラエルは予定されていた民間人の女性人質が解放されなかったとして、ガザ北部へのパレスチナ人帰還計画を停止すると表明した。

ハマス側は来週に人質を解放するとし、北部帰還の停止は停戦合意違反だと訴えた。

目撃者によると、イスラエル軍は北部に向かうため路上に集まっていた群衆の近くで発砲し、大混乱を引き起こした。

医療関係者によると、イスラエル軍によると思われる発砲で群衆のうち1人が死亡、2人が負傷した。

イスラエル軍は群衆付近で警告のため発砲したが、負傷者については把握していないと説明した。

ロイター
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