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ウクライナ支援「欧州が最大」、EU外相がトランプ氏に反論

2025年01月23日(木)02時55分

欧州連合(EU)の外相に当たるカラス外交安全保障上級代表(写真)は22日、欧州はウクライナに対する最大の支援を提供しているとし、ロシアとの和平協議を実施する段階に達した際は欧州も参加する必要があるとの考えを示した。17日撮影(2025年 ロイター/Johanna Geron)

Andrew Gray Lili Bayer

[ブリュッセル 22日 ロイター] - 欧州連合(EU)の外相に当たるカラス外交安全保障上級代表は22日、欧州はウクライナに対する最大の支援を提供しているとし、ロシアとの和平協議を実施する段階に達した際は欧州も参加する必要があるとの考えを示した。

トランプ新米大統領は、米国は欧州以上にウクライナを支援しているとし、欧州は一段と資金を拠出する必要があると主張。カラス氏はこれについてロイターのインタビューで「われわれはウクライナに1340億ユーロを超える支援を提供しており、国際的な支援提供者の中で最大規模だ」と述べた。

その上で「ロシアとウクライナのいかなる交渉や合意も欧州に関わる問題だ。欧州抜きで欧州のことを決めないということが重要な原則になる」と語った。

欧州の一部当局者の間で、トランプ氏がロシアのプーチン大統領と直接取引を試みる可能性があるとの懸念が出ている。

ロイター
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