中国、トランプ氏復帰に期待と不安 関係安定へ副主席交流活発化
1月20日、トランプ次期米大統領のホワイトハウス復帰を控え、第1次政権時のような貿易戦争の再来を避けたいと身構える中国は期待と不安の両方を抱えている。写真は韓正国家副主席。北京で11日代表撮影(2025年 ロイター)
Joe Cash Josh Arslan Ryan Woo
[北京 20日 ロイター] - トランプ次期米大統領のホワイトハウス復帰を控え、第1次政権時のような貿易戦争の再来を避けたいと身構える中国は期待と不安の両方を抱えている。
中国国営通信新華社によると、ワシントンを訪問している中国の韓正国家副主席は19日、米電気自動車(EV)大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)ら米経済界の幹部と面会した際、米企業が中国に「根を張り」、中米関係の安定につながることを期待すると述べた。
マスク氏はトランプ氏によって新組織「政府効率化省」(DOGE)の共同トップに指名されている。
同席した米国人関係者によると、韓氏と米経済界との会合はフェデックスのラジ・スブラマニアムCEOが司会を務め、テクノロジー、銀行、物流などさまざまな業界の米企業8社のトップが参加。予定時間を過ぎ、非常に友好的な雰囲気だったという。
また、トランプ氏は20日の就任式に中国の習近平国家主席を招待するという融和的な動きを見せた。過去2回の大統領就任式に中国側が駐米大使を出席させていたことを考えれば、習氏が国家副主席を代理として派遣したことは友好の意志を示している。
トランプ氏は17日、習氏と電話会談を行ったことを明らかにし、「中国と米国双方にとって非常に良いものだった」と投稿。習氏は、トランプ氏の就任後に米中関係が前向きなスタートを切ることを双方が期待していると述べた。
20日の中国・香港株は両氏の電話会談が地政学的な懸念を和らげたため上昇した。
一方、北京に住む36歳のワンさんは「トランプ氏自身がクレイジーでとっぴな人物であり、中国に対するプレッシャーはまだかなり大きいままだ」と語った。
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