トランプ氏、就任式当日の半旗掲揚に不満 カーター氏死去受け

トランプ次期米大統領は１月３日、年末に死去したカーター元大統領の追悼のため１月２０日の大統領就任式当日も国旗が半旗となることに不満を表明した。２０２４年１２月３０日、ワシントンで撮影（２０２５年　ロイター/Kevin Lamarque）

[ワシントン ３日 ロイター] - トランプ次期米大統領は３日、年末に死去したカーター元大統領の追悼のため１月２０日の大統領就任式当日も国旗が半旗となることに不満を表明した。

バイデン大統領は、大統領死去時の慣例に基づき、カーター氏が死去した１２月２９日から３０日間の半旗掲揚を指示した。

トランプ氏は９日にワシントンで行われるカーター氏の国葬に出席すると発表しているが、自身の交流サイト（ＳＮＳ）「トゥルース・ソーシャル」に就任式でも半旗が継続されることについて「民主党は就任式でわが国の素晴らしい国旗が『半旗』になる可能性に『浮かれている』」とし、「実は彼らは国を愛しておらず、自分のことしか考えていないため大喜びしている」と投稿した。

また、「大統領の就任式で国旗が半旗となるのは初めて」と指摘し、「それを見たい人はいないし、これを喜べる米国人はいない」と主張した。

ホワイトハウスのジャンピエール報道官は決定を再検討する予定はないと述べた。