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AI半導体、グーグルやMSに管理権限も アクセス遮断など条件=米の対中規制案

2024年12月16日(月)07時28分

2月13日、米政府は中国に対する新たな半導体規制として、人工知能(AI)半導体へのアクセスを世界的に管理するゲートキーパーの役割を、グーグルやマイクロソフト(MS)などに与える方針だ。写真は中国と米国の旗のイメージ。2023年1月撮影(2024年 ロイター/Dado Ruvic)

Alexandra Alper Karen Freifeld

[ワシントン 13日 ロイター] - 米政府は中国に対する新たな半導体規制として、人工知能(AI)半導体へのアクセスを世界的に管理するゲートキーパーの役割を、グーグルやマイクロソフト(MS)などに与える方針だ。規制案の内容を知る関係者2人がロイターに語った。

早ければ月内に発表される見通し。指定された企業は米政府への重要情報の報告や、中国のAI半導体へのアクセス遮断といった厳しい要求に応じなければならない。これにより、海外のクラウドサービスへのAI機能の提供が、ライセンスを取得しなくても可能になるという。

米エヌビディアやアドバンスト・マイクロ・デバイシズ(AMD)の最先端AI半導体の輸入には、国別に上限が設けられる。そのため、ゲートキーパーの権限を与えらなかった企業は、輸入ライセンスを競い合うことになる。

オランダや日本などの同盟19カ国と台湾は上限を免除され、AI半導体やその機能に無制限でアクセスできるという。

商務省は新規制の内容や時期についてコメントを控えた。関係者は、政権の計画が変更される場合もあると話している。

ロイター
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