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中国、米との科学協定5年延長を発表

2024年12月14日(土)00時41分

中国科学技術省は、米国との科学技術協定を5年間延長することで双方が合意したと発表した。2018年、バージニア州で撮影(2024年 ロイター/Yuri Gripas)

[北京 13日 ロイター] - 中国科学技術省は13日、米国との科学技術協定を5年間延長することで双方が合意したと発表した。

協定は1979年の米中国交樹立の際に調印され約5年ごとに更新されてきたものの、今年8月27日に期限切れとなっていた。

中国の外務省は、今回の合意が米中関係に安定をもたらす効果があるかどうかに関するコメント要請にすぐには応じなかった。

科学協定は、大気や農業に関する研究のほか、物理や化学分野の基礎研究などでの協力により、両国関係の安定をもたらすものとして評価されていた。これが基盤となり、両国間の学術交流やビジネス拡大につながった。

中国が技術・軍事大国へと成長する役割を担った一方、米国が培った成果を中国が盗用しているのではないかとの懸念から、協定継続を疑問視する声もあった。

ロイター
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