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ロシアが米国の送金非難、凍結資産裏付けの対ウクライナ融資巡り

2024年12月12日(木)08時44分

 12月11日、ロシア外務省は、凍結されたロシア資産を裏付けに米国が対ウクライナ融資金200億ドルを世界銀行基金に送金したことについて、「単なる強盗」であり、ロシアが自国領土にある西側資産を「産業ポテンシャル(潜在能力)を高めるために」差し押さえる可能性を示唆した。モスクワで9月18日撮影(2024年 ロイター/Marina Lystseva)

[11日 ロイター] - ロシア外務省は11日、凍結されたロシア資産を裏付けに米国が対ウクライナ融資金200億ドルを世界銀行基金に送金したことについて、「単なる強盗」であり、ロシアが自国領土にある西側資産を「産業ポテンシャル(潜在能力)を高めるために」差し押さえる可能性を示唆した。

声明はバイデン米政権について「トランプ政権に移行する前にできるだけ多くの対ロシア制裁を導入しようと、ロシア恐怖症の狂乱に陥っている」と指摘。「ロシアは自国の管轄内にある西側資産を報復的に差し押さえるための十分な能力と手段を有している」とした。

米財務省は10日、主要7カ国(G7)のウクライナに対する総額500億ドル融資を巡り、米国が担当する200億ドルを世界銀行の仲介基金に送金したと発表した。

ロイター
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