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エジプト紅海でダイビング船沈没、外国人観光客ら16人不明

2024年11月26日(火)10時30分

 11月25日、エジプトの紅海沿岸で観光船が沈没し、外国人12人を含む16人が行方不明になっていると、地元当局が発表した。写真は事故後のハルガダの港。25日撮影(2024年 ロイター)

[カイロ 25日 ロイター] - エジプトの紅海沿岸で観光船が沈没し、外国人12人を含む16人が行方不明になっていると、地元の紅海県当局が25日発表した。

観光客31人と船員13人を乗せたシー・ストーリー号(全長34メートル)がダイビング旅行に出ていたところ、マルサ・アラムの近くで沈没した。救助された28人は打撲や擦り傷などの軽傷だった。

アムル・ハナフィ知事は、突然の大波が船を襲い、5─7分間で船が転覆したとみられるとし、「乗客の中には客室内にいたため脱出できなかった人もいた」述べた。

当局によると、25日午前5時30分に船からの救難信号を受信した。船は24日に出港し、29日に戻る予定だった。

乗客には米国人、ベルギー人、英国人、中国人、フィンランド人、ドイツ人、アイルランド人、ポーランド人、スロバキア人、スペイン人、スイス人がいたという。

エジプト軍のフリゲート艦と航空機が行方不明者を捜索したが、午後5時までに捜索活動は停止されたという。

エジプト紅海港湾局は、25日午後に風速が34ノット、波の高さが3─4メートルに達したため、同海域の海上交通を閉鎖したと述べた。

ロイター
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