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台湾10月輸出受注は予想上回る、米国の需要好調 中国持ち直し
2024年11月20日(水)18時42分
11月20日、台湾の輸出受注は、AI(人工知能)関連の需要を追い風に力強い勢いを維持して第4・四半期に入った。基隆で2020年11月撮影(2024年 ロイター/Ann Wang)
[台北 20日 ロイター] - 台湾の輸出受注は、AI(人工知能)関連の需要を追い風に力強い勢いを維持して第4・四半期に入った。
台湾経済部(経済省)が20日発表した10月の輸出受注額は、前年比4.9%増の554億5000万ドル。ロイターがまとめた予想(3.6%増)、9月の4.6%増を上回り、8カ月連続の増加となった。
品目別では通信製品が0.5%増、電子製品は11.2%増だった。
国・地域別では、中国からの受注が0.1%減で、前月(3.6%減)から持ち直した。米国は12.6%増で前月(8.3%増)から拡大。欧州は2.7%増で前月(4.2%減)からプラスに転じた。日本は5.3%増で前月(9.8%増)から鈍化した。
経済部は11月の輸出受注を4.7─8.6%増加と予測した。