米司法長官指名のゲーツ氏、買春訴訟記録に何者かがアクセス
トランプ次期米大統領が司法長官に指名したゲーツ元下院議員の買春疑惑を巡る訴訟で、証言した女性らの弁護士は19日、証言など部外秘の訴訟記録に何者かがアクセスしたと明らかにした。写真はトランプ氏の集会で演説するゲーツ氏。カリフォルニア州コーチェラで10月撮影(2024年 ロイター/Mike Blake)
Andrew Goudsward
[ワシントン 19日 ロイター] - トランプ次期米大統領が司法長官に指名したゲーツ元下院議員の買春疑惑を巡る訴訟で、証言した女性らの弁護士は19日、証言など部外秘の訴訟記録に何者かがアクセスしたと明らかにした。
記録の流出を最初に報じた米紙ニューヨーク・タイムズはハッキングがあったと伝えた。しかしファイル・シェアリング・サービス企業は、システムが侵害されたわけではなく、訴訟記録はインターネット上に不適切に公開されて誰でもダウンロードできる状態だったとしている。
弁護士のジョエル・レパード氏は、訴訟に携わった弁護士の間でシェアされたコンピューターファイルに何者かがアクセスしたと指摘した。記録が公開されたとは示唆していない。
この訴訟自体は既に訴えが取り下げられている。
ゲーツ氏は2017年に当時17歳だった女性から買春した容疑で下院倫理員会の捜査を受けている。ゲーツ氏は違法行為を否定している。