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米防空兵器の備蓄消耗、ウクライナ・中東紛争で=米軍司令官
2024年11月20日(水)07時04分
米インド太平洋軍のパパロ司令官は11月19日、ウクライナと中東での紛争によって、米防空兵器の備蓄が消耗しつつあるとの認識を示した。写真は米軍の地対空ミサイルシステム「パトリオット」。2022年3月、ポーランドのウクライナ国境に近いジェシュフヤションカ空港で撮影(2024年 ロイター)
[ワシントン 19日 ロイター] - 米インド太平洋軍のパパロ司令官は19日、ウクライナと中東での紛争によって、米防空兵器の備蓄が消耗しつつあるとの認識を示した。
パパロ司令官は、配備された「パトリオット」などの地対空ミサイルシステムの一部について、現在、備蓄が減少しており、「そうでないと言ったら嘘になる」と指摘。米国の防空関連支出は、「アジア太平洋地域における米国の即応能力の足かせとなる」と述べた。
ウクライナ支援により懐疑的な見方を示すトランプ次期米大統領の政権移行チームが、パパロ氏の発言に注目する可能性がある。