ベトナム防衛展示会、イラン・イスラエル企業が出展へ 中国初参加
11月19日、ベトナム国防省は、12月19─22日にハノイで開催する兵器や防衛装備の国際展示会にイランやイスラエル、中国、ロシアの企業が出展すると明らかにした。写真は、ハノイで開催された2022年の国際展示会で武器を見る人々。2022年12月撮影(2024年 ロイター/Minh Nguyen)
Khanh Vu Francesco Guarascio
[ハノイ 19日 ロイター] - ベトナム国防省は19日、12月19─22日にハノイで開催する兵器や防衛装備の国際展示会にイランやイスラエル、中国、ロシアの企業が出展すると明らかにした。
中国とイランの企業は2022年に開いた第1回の展示会に参加していなかった。今回2回目となる展示会には両国を含む27カ国から約200社が展示ブースを出す予定。
イランは西側諸国の制裁対象で、イスラエルと互いにミサイル攻撃や空爆をし合うなど軍事的な緊張が高まっているが、展示会には両国から防衛企業が参加する。
ベトナム国防省の高官は、米制裁対象に指定されている中国の国有防衛企業、中国北方工業(ノリンコ)も出展すると明らかにした。
米企業のボーイングとロッキード・マーチンもブースを構える予定と、高官は述べた。