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豪首相、トランプ氏に公正な貿易の重要性強調 先週電話会談
2024年11月13日(水)10時28分
オーストラリアのアルバニージー首相(写真)は13日、先週行ったトランプ次期米大統領との電話会談について、貿易問題を提起したことを明らかにした。6月17日、キャンベラで撮影(2024年 代表撮影)
Kirsty Needham
[シドニー 13日 ロイター] - オーストラリアのアルバニージー首相は13日、先週行ったトランプ次期米大統領との電話会談について、貿易問題を提起したことを明らかにした。オーストラリア放送協会(ABC)とのインタビューで語った。
トランプ氏は、全ての輸入品に10%の関税をかけ、中国製製品には60%の関税を課すことを提案している。
アルバニージー首相は「米国は対豪貿易収支が黒字になっているため、豪と公正に貿易することは米国の利益になると伝えた」と述べた。
トランプ氏の第1次政権下で、オーストラリアはアルミニウムと鉄鋼の輸出に関して、関税免除を勝ち取った経緯がある。
アルバニージー氏は、米中の競争が激化する中、「自由で公正な貿易」に重点を置くとし「我が国は中堅国として役割を果たすことができる。米とは同盟関係にあるが、中国は主要な貿易相手国だ」と語った。