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自民懇談会、参院選へ刷新必要も予算優先との意見多数=西田議員
2024年11月07日(木)19時06分
11月7日、自民党は、両院議員懇談会を党本部で開催し、衆院選の大敗を受けて意見交換を行った。写真は都内で10月28日撮影(2024年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)
Yoshifumi Takemoto
[東京 7日 ロイター] - 自民党は7日、両院議員懇談会を党本部で開催し、衆院選の大敗を受けて意見交換を行った。出席した西田昌司参院議員によると、責任を誰かが取る必要があるものの、足元では2025年度予算編成などが先との意見が多数で、予算編成と並行して来年夏の参院選に向けた体制刷新が必要との意見が多かったという。
西田氏によると、石破茂総裁(首相)に対し直接的に退陣を求める声はなかったが、10月27日の衆院選の大敗について何らかの責任を取る必要があるとの声が多かった。
また、西田氏は裏金問題で党として非公認とした議員が代表を務める支部に対する2000万円の支給に関して森山裕幹事長に質問したが、説明は不明瞭だったという。
会合の冒頭、石破首相は「選挙結果は痛恨の極み」「私自身、深くおわびをしないといけない」と陳謝した。