ニュース速報
ワールド

イスラエル軍がガザ空爆、パレスチナ人少なくとも30人死亡

2024年11月05日(火)18時49分

 イスラエル軍は4日夜以降、パレスチナ自治区ガザ各地を空爆し、パレスチナ人少なくとも30人が死亡した。パレスチナのメディアや医療関係者が5日、明らかにした。ベイトラヒヤで4日撮影(2024年 ロイター)

Nidal al-Mughrabi

[カイロ 5日 ロイター] - イスラエル軍は4日夜以降、パレスチナ自治区ガザ各地を空爆し、パレスチナ人少なくとも30人が死亡した。パレスチナのメディアや医療関係者が5日、明らかにした。

イスラエル軍はガザ北部の包囲を強化しているという。

パレスチナの通信社WAFAとイスラム組織ハマス系メディアによると、ガザ北部のベイトラヒヤで2軒の家屋が攻撃を受け、4日夜に少なくとも20人が死亡した。

医療関係者によると、中部ザワイダでは4日深夜に4人が死亡。

パレスチナ保健当局は、ガザ市と中部デイル・アル・バラフで2回の空爆があり、6人が死亡したことを明らかにした。

イスラエル軍は、ガザ中部と北部ジャバリアで「テロリストを排除した」と表明。「テロリストのインフラ拠点」が排除された南部ラファで武器や爆発物を発見したとも述べた。

パレスチナ保健当局によると、イスラエル占領下のヨルダン川西岸地区でも5日、イスラエル軍の攻撃で少なくとも4人が死亡した。

ロイター
Copyright (C) 2024 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

アングル:ハリス氏、インフレが依然弱み ピーク時か

ワールド

米大統領選、投票始まる 激戦州の勝敗なお見通せず

ビジネス

テスラ、独ギガファクトリーで4%賃上げ

ビジネス

衣料ネット通販ザランド、第3四半期は利益率上昇 消
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:米大統領選と日本経済
特集:米大統領選と日本経済
2024年11月 5日/2024年11月12日号(10/29発売)

トランプ vs ハリスの結果次第で日本の金利・為替・景気はここまで変わる

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    足跡が見つかることさえ珍しい...「超希少」だが「大人気」の動物、フィンランドで撮影に成功
  • 2
    「家族は見た目も、心も冷たい」と語る、ヘンリー王子の映像が話題に...「不幸なプリンセス」メーガン妃との最後の公務
  • 3
    予算オーバー、目的地に届かず中断...イギリス高速鉄道計画が迷走中
  • 4
    「生野菜よりも、冷凍野菜のほうが健康的」...ブロッ…
  • 5
    ネアンデルタール人「絶滅」の理由「2集団が互いに無…
  • 6
    在日中国人「WeChatで生活、仕事、脱税」の実態...日…
  • 7
    エジプト「叫ぶ女性ミイラ」の謎解明...最新技術が明…
  • 8
    「これぞプロ」 テイラー・スウィフト、歌唱中のハプ…
  • 9
    日本で「粉飾倒産」する企業が増えている理由...今後…
  • 10
    NASA観測が捉えた「アトラス彗星の最期...」肉眼観測…
  • 1
    モスクワで高層ビルより高い「糞水(ふんすい)」噴出! 屈辱動画がウクライナで拡散中
  • 2
    足跡が見つかることさえ珍しい...「超希少」だが「大人気」の動物、フィンランドで撮影に成功
  • 3
    外来種の巨大ビルマニシキヘビが、シカを捕食...大きな身体を「丸呑み」する衝撃シーンの撮影に成功
  • 4
    予算オーバー、目的地に届かず中断...イギリス高速鉄…
  • 5
    日本で「粉飾倒産」する企業が増えている理由...今後…
  • 6
    「家族は見た目も、心も冷たい」と語る、ヘンリー王…
  • 7
    幻のドレス再び? 「青と黒」「白と金」論争に終止符…
  • 8
    脱北者約200人がウクライナ義勇軍に参加を希望 全員…
  • 9
    世界がいよいよ「中国を見捨てる」?...デフレ習近平…
  • 10
    「第3次大戦は既に始まっている...我々の予測は口に…
  • 1
    「地球が作り得る最大のハリケーン」が間もなくフロリダ上陸、「避難しなければ死ぬ」レベル
  • 2
    外来種の巨大ビルマニシキヘビが、シカを捕食...大きな身体を「丸呑み」する衝撃シーンの撮影に成功
  • 3
    秋の夜長に...「紫金山・アトラス彗星」が8万年ぶりに大接近、肉眼でも観測可能
  • 4
    死亡リスクはロシア民族兵の4倍...ロシア軍に参加の…
  • 5
    大破した車の写真も...FPVドローンから逃げるロシア…
  • 6
    モスクワで高層ビルより高い「糞水(ふんすい)」噴…
  • 7
    足跡が見つかることさえ珍しい...「超希少」だが「大…
  • 8
    エジプト「叫ぶ女性ミイラ」の謎解明...最新技術が明…
  • 9
    韓国著作権団体、ノーベル賞受賞の韓江に教科書掲載料…
  • 10
    コストコの人気ケーキに驚きの発見...中に入っていた…
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中