イスラエル軍がガザ空爆、パレスチナ人少なくとも30人死亡
イスラエル軍は4日夜以降、パレスチナ自治区ガザ各地を空爆し、パレスチナ人少なくとも30人が死亡した。パレスチナのメディアや医療関係者が5日、明らかにした。ベイトラヒヤで4日撮影(2024年 ロイター)
Nidal al-Mughrabi
[カイロ 5日 ロイター] - イスラエル軍は4日夜以降、パレスチナ自治区ガザ各地を空爆し、パレスチナ人少なくとも30人が死亡した。パレスチナのメディアや医療関係者が5日、明らかにした。
イスラエル軍はガザ北部の包囲を強化しているという。
パレスチナの通信社WAFAとイスラム組織ハマス系メディアによると、ガザ北部のベイトラヒヤで2軒の家屋が攻撃を受け、4日夜に少なくとも20人が死亡した。
医療関係者によると、中部ザワイダでは4日深夜に4人が死亡。
パレスチナ保健当局は、ガザ市と中部デイル・アル・バラフで2回の空爆があり、6人が死亡したことを明らかにした。
イスラエル軍は、ガザ中部と北部ジャバリアで「テロリストを排除した」と表明。「テロリストのインフラ拠点」が排除された南部ラファで武器や爆発物を発見したとも述べた。
パレスチナ保健当局によると、イスラエル占領下のヨルダン川西岸地区でも5日、イスラエル軍の攻撃で少なくとも4人が死亡した。