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原油先物3%近く上昇、OPECプラスが自主減産縮小を延期
2024年11月05日(火)06時28分
米国時間の原油先物は3%近く上昇した。2020年4月撮影(2024年 ロイター/Dado Ruvic)
Arathy Somasekhar
[4日 ロイター] - 米国時間の原油先物は3%近く上昇した。石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなどの非加盟国で構成する「OPECプラス」が自主減産の縮小を1カ月延期することで合意したことが材料となった。
清算値は、北海ブレント先物が1.98ドル(2.7%)高の1バレル=75.08ドル。米WTI先物は1.98ドル(2.85%)高の71.47ドルとなった。先週、ブレントは約4%、WTIは約3%下落していた。
OPECプラスは3日、12月から予定されていた有志国による自主減産の縮小を1カ月延期することで合意したと発表した。中国などの需要低迷や世界的な供給拡大で原油価格に下押し圧力がかかっていることが背景。