キーウへの攻撃で9人負傷、首都への攻撃は今月19回目=当局者
10月30日、ウクライナ当局者は、ロシアによる首都キーウへの攻撃で9人が負傷したと発表した。写真は、ロシアの無人機による攻撃で被害を受けたアパートの前に立つ住民。30日撮影(2024年 ロイター/Valentyn Ogirenko)
Gleb Garanich Valentyn Ogirenko
[キーウ 30日 ロイター] - ウクライナ当局者は30日、ロシアによる首都キーウへの攻撃で9人が負傷したと発表した。複数の集合住宅で火災が発生したほか、幼稚園も被害を受けた。
ウクライナ空軍はロシアが夜間に無人機(ドローン)62機を発射したと明らかにした。このうち33機を撃墜し、25機は状況が分からないという。
キーウの軍政トップ、セルヒー・ポプコ氏はメッセージアプリ「テレグラム」への投稿で、キーウへの攻撃は今月19回目だと指摘した。
キーウのクリチコ市長はテレグラムで、破壊されたドローンの破片が同市西部の集合住宅に落下して火災が発生し、11歳の少女を含む少なくとも9人が負傷したと述べた。
同市の軍当局は窓が吹き飛ばされ、外壁が損傷した幼稚園とされる写真も投稿した。