ニュース速報
ワールド

リトアニア防衛費、少なくともGDP比3.5%に 第1党党首が表明

2024年10月28日(月)19時27分

リトアニア議会選挙で第1党となった中道左派、社会民主党のブリンケビチュウテ党首(写真)は28日、防衛費を少なくとも国内総生産(GDP)比3.5%に引き上げることを目指すと表明した。28日撮影。(2024年 ロイター/Ints Kalnins)

Andrius Sytas

[ビリニュス 28日 ロイター] - リトアニア議会選挙で第1党となった中道左派、社会民主党のブリンケビチュウテ党首は28日、防衛費を少なくとも国内総生産(GDP)比3.5%に引き上げることを目指すと表明した。

北大西洋条約機構(NATO)の推計によると、リトアニアの今年の防衛費はGDP比約3%で、加盟国中6番目の規模。

ブリンケビチュウテ氏は記者団に、「われわれの選挙マニフェストでは、(国防予算が)3.5%を下回らないようにするとうたっており、(増額は)避けられないことだ。安全保障と防衛には必要なだけの資金が投入される」と述べた。

外交・安全保障・防衛政策は中道右派政権からの継続を約束した。

27日に行われた議会選挙(一院制、定数141)の決戦投票では、社会民主党が52議席を獲得し勝利を収めた。シモニテ首相の祖国同盟は28議席となった。

新議会は11月中旬に初めて招集され、12月中旬までに新政権が発足する見込み。

ロイター
Copyright (C) 2024 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

独VW、国内で大規模人員削減し3工場閉鎖へ 労組幹

ワールド

ロシア、ジョージア議会選への介入否定 欧州による介

ワールド

リトアニア防衛費、少なくともGDP比3.5%に 第

ワールド

CO2国別削減目標、パリ協定の目標達成に程遠く 国
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:米大統領選 イスラエルリスク
特集:米大統領選 イスラエルリスク
2024年10月29日号(10/22発売)

イスラエル支持でカマラ・ハリスが失う「イスラム教徒票」が大統領選の勝負を分ける

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    外来種の巨大ビルマニシキヘビが、シカを捕食...大きな身体を「丸呑み」する衝撃シーンの撮影に成功
  • 2
    「決して真似しないで」...マッターホルン山頂「細すぎる足場」からの絶景、「めまいがする」と話題
  • 3
    2027年で製造「禁止」に...蛍光灯がなくなったら一体どうなる? 未来を担う新時代の照明とは
  • 4
    ウクライナ戦争に金正恩が「暴風軍団」を派遣...北朝…
  • 5
    キャンピングカーに住んで半年「月40万円の節約に」…
  • 6
    「メーガンは他の女性と異なる」...メディアとファン…
  • 7
    【クイズ】次のうち、和製英語ではないものはどれ?…
  • 8
    ヘルソン州キンブルン砂州で、ロシア部隊をウクライ…
  • 9
    渡り鳥の渡り、実は無駄...? 長年の定説覆す新研究
  • 10
    NFLの試合にトランプ支持の女性が乱入! ハイヒール…
  • 1
    秋の夜長に...「紫金山・アトラス彗星」が8万年ぶりに大接近、肉眼でも観測可能
  • 2
    外来種の巨大ビルマニシキヘビが、シカを捕食...大きな身体を「丸呑み」する衝撃シーンの撮影に成功
  • 3
    キャンピングカーに住んで半年「月40万円の節約に」全長10メートルの生活の魅力を語る
  • 4
    ヨルダン・ラジワ皇太子妃が出産後初めて公の場へ...…
  • 5
    逃げ場はゼロ...ロシア軍の演習場を襲うウクライナ「…
  • 6
    2027年で製造「禁止」に...蛍光灯がなくなったら一体…
  • 7
    【クイズ】次のうち、和製英語ではないものはどれ?…
  • 8
    渡り鳥の渡り、実は無駄...? 長年の定説覆す新研究
  • 9
    死亡リスクはロシア民族兵の4倍...ロシア軍に参加の…
  • 10
    【クイズ】次のうち、和製英語「ではない」ものはど…
  • 1
    ベッツが語る大谷翔平の素顔「ショウは普通の男」「自由がないのは気の毒」「野球は超人的」
  • 2
    「地球が作り得る最大のハリケーン」が間もなくフロリダ上陸、「避難しなければ死ぬ」レベル
  • 3
    秋の夜長に...「紫金山・アトラス彗星」が8万年ぶりに大接近、肉眼でも観測可能
  • 4
    死亡リスクはロシア民族兵の4倍...ロシア軍に参加の…
  • 5
    大破した車の写真も...FPVドローンから逃げるロシア…
  • 6
    ウクライナに供与したF16がまた墜落?活躍する姿はど…
  • 7
    韓国著作権団体、ノーベル賞受賞の韓江に教科書掲載料…
  • 8
    エジプト「叫ぶ女性ミイラ」の謎解明...最新技術が明…
  • 9
    ウクライナ軍、ドローンに続く「新兵器」と期待する…
  • 10
    コストコの人気ケーキに驚きの発見...中に入っていた…
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中