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レバノンでのイスラエルの軍事行動長期化望まず=米国務長官

2024年10月25日(金)06時10分

ガザ停戦交渉に向けた新たな取り組みが始まる中、米のブリンケン国務長官(写真)は24日、米国はレバノンにおけるイスラエルの軍事行動長期化を望んでいないと述べた。同日撮影(2024年 ロイター/Nathan Howard)

Humeyra Pamuk Maya Gebeily John Irish

[ドーハ/ベイルート/パリ 24日 ロイター] - ガザ停戦交渉に向けた新たな取り組みが始まる中、米のブリンケン国務長官は24日、米国はレバノンにおけるイスラエルの軍事行動長期化を望んでいないと述べた。

中東歴訪中の同長官はカタールの首都ドーハで「イスラエルがレバノン国境沿いで作戦を実施しているが、われわれは、これが長期にわたる作戦につながることはあり得ないし、そうなるべきでもないと明確にしてきた」と述べた。

また、イスラエルに対するさらなる攻撃は自国の利益を危険にさらすという明確なメッセージをイランが受け取っていることを望むと述べた。

同長官はこの日、米国とイスラエルの交渉団が近日中にドーハで会合を開き、停戦と人質解放に向けた交渉の再開を試みると明らかにしている。

ロイター
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