ニュース速報
ワールド

現段階での利下げは時期尚早=インド中銀総裁

2024年10月21日(月)12時20分

 10月18日、インド準備銀行(中央銀行、RBI)のダス総裁(写真)は、現段階での利下げは「非常に時期尚早」でリスクが大きいとの見方を表明した。写真はモロッコのマラケシュで昨年10月撮影(2024 ロイター/Susana Vera)

[ムンバイ 18日 ロイター] - インド準備銀行(中央銀行、RBI)のダス総裁は18日、現段階での利下げは「非常に時期尚早」でリスクが大きいとの見方を表明した。ムンバイで開かれたイベントでの発言。

ダス氏は、インフレは今後和らぐと見込まれるが、RBIが利下げを考えるのは、インフレ率が中期的な目標に近づいていると確信が持てるようになってからだと述べた。金融政策は後手に回ってはいないとし、今後のデータと物価見通しに基づいて政策決定を行っていく方針を示した。

RBIは2年近く政策金利を据え置いている。

通貨ルピーについてダス総裁は、RBIは為替レートを管理しているわけではないが、機会があればドルを買い、ルピーが圧迫されればドルを供給していると説明した。

ロイター
Copyright (C) 2024 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

ヨルダン川西岸入植者、パレスチナ人のオリーブ畑襲撃

ワールド

マレーシアGDP速報値、第3四半期は前年比+5.3

ワールド

米大統領選、予測市場でトランプ氏勝利に外国人が巨額

ワールド

キーウにロシア無人機攻撃、2夜連続 ウクライナ発表
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:米大統領選 決戦前夜の大逆転
特集:米大統領選 決戦前夜の大逆転
2024年10月22日号(10/16発売)

米大統領選を揺るがす「オクトーバー・サプライズ」。最後に勝つのはハリスか? トランプか?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    韓国著作権団体、ノーベル賞受賞の韓江に教科書掲載料を1ウォンも払わず 「連絡先分からず」と苦しい言い訳
  • 2
    米モデル、娘との水着ツーショット写真が「性的すぎる」と大炎上 「なぜ幼い少女の胸に谷間!?」
  • 3
    大破した車の写真も...FPVドローンから逃げるロシア兵の正面に「竜の歯」 夜間に何者かが設置か(クルスク州)
  • 4
    ロシア西部「弾薬庫」への攻撃で起きたのは、戦争が…
  • 5
    「常軌を逸している」 トランプ、選挙集会で見せた「…
  • 6
    グロズヌイ「巨大爆発」の瞬間映像...「戦時」の不安…
  • 7
    死亡リスクはロシア民族兵の4倍...ロシア軍に参加の…
  • 8
    トランプが、娘から露骨に顔を背けて「完全無視」...…
  • 9
    ウクライナ兵捕虜を処刑し始めたロシア軍。怖がらせ…
  • 10
    逃げ場はゼロ...ロシア軍の演習場を襲うウクライナ「…
  • 1
    死亡リスクはロシア民族兵の4倍...ロシア軍に参加の北朝鮮兵による「ブリヤート特別大隊」を待つ激戦地
  • 2
    大破した車の写真も...FPVドローンから逃げるロシア兵の正面に「竜の歯」 夜間に何者かが設置か(クルスク州)
  • 3
    韓国著作権団体、ノーベル賞受賞の韓江に教科書掲載料を1ウォンも払わず 「連絡先分からず」と苦しい言い訳
  • 4
    目撃された真っ白な「謎のキツネ」? 専門家も驚くそ…
  • 5
    「メーガン・マークルのよう」...キャサリン妃の動画…
  • 6
    ウクライナ兵捕虜を処刑し始めたロシア軍。怖がらせ…
  • 7
    『シビル・ウォー』のテーマはアメリカの分断だと思…
  • 8
    逃げ場はゼロ...ロシア軍の演習場を襲うウクライナ「…
  • 9
    ロシア西部「弾薬庫」への攻撃で起きたのは、戦争が…
  • 10
    性的人身売買で逮捕のショーン・コムズ...ジャスティ…
  • 1
    ベッツが語る大谷翔平の素顔「ショウは普通の男」「自由がないのは気の毒」「野球は超人的」
  • 2
    「地球が作り得る最大のハリケーン」が間もなくフロリダ上陸、「避難しなければ死ぬ」レベル
  • 3
    死亡リスクはロシア民族兵の4倍...ロシア軍に参加の北朝鮮兵による「ブリヤート特別大隊」を待つ激戦地
  • 4
    ウクライナに供与したF16がまた墜落?活躍する姿はど…
  • 5
    大破した車の写真も...FPVドローンから逃げるロシア…
  • 6
    漫画、アニメの「次」のコンテンツは中国もうらやむ…
  • 7
    ウクライナ軍、ドローンに続く「新兵器」と期待する…
  • 8
    エジプト「叫ぶ女性ミイラ」の謎解明...最新技術が明…
  • 9
    コストコの人気ケーキに驚きの発見...中に入っていた…
  • 10
    エコ意識が高過ぎ?...キャサリン妃の「予想外ファッ…
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中