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イラン核施設、攻撃受ける可能性低い=原子力庁

2024年10月16日(水)19時32分

 イラン原子力庁のカマルバンディ報道官は、同国の核施設が攻撃される可能性は依然として低いとの認識を示した。被害があっても「すぐに回復できる」と述べた。イランのヌールニュースが16日伝えた。写真はイランの国旗。テヘランで2023年2月撮影。Majid Asgaripour/WANA提供写真(2024年 ロイター)

[ドバイ 16日 ロイター] - イラン原子力庁のカマルバンディ報道官は、同国の核施設が攻撃される可能性は依然として低いとの認識を示した。被害があっても「すぐに回復できる」と述べた。イランのヌールニュースが16日伝えた。

イランのミサイル攻撃への報復として、同国の核施設をイスラエルが攻撃する可能性があるとの憶測が流れている。

カマルバンディ氏は「われわれはこのような脅威を常に真剣に受け止めている」と語った。

バイデン米大統領はイラン核施設への攻撃を支持しないと表明している。イスラエルのネタニヤフ首相は米国の意見に耳を傾けるとしながらも、自国の国益に従って行動するとの意向を示している。

カマルバンディ氏は、イランの核施設が攻撃される可能性は低いと述べた上で、仮に攻撃を受けても被害は最小限にとどまる公算が大きく、「すぐに回復できる」と言明した。

「(イスラエルが)愚かな行為に出ても、被害が最小限になるようにしてある」と語った。

国連の核監視機関と国際社会は核施設に対するいかなる脅威や攻撃も非難すべきだと訴えた。

ロイター
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