米国防長官、イスラエル国防相と電話会談 防衛に「万全の態勢」
10月1日夜、オースティン米国防長官(写真)は、イランがイスラエルを弾道ミサイルで攻撃したことを受け、イスラエルのガラント国防相と電話会談し、米国が中東における自国の利益を守るために「万全の態勢を整えている」と述べた。ブリュッセルで6月撮影(2024年 ロイター/Johanna Geron)
Kanishka Singh Jasper Ward
[ワシントン 1日 ロイター] - オースティン米国防長官は1日夜、イランがイスラエルを弾道ミサイルで攻撃したことを受け、イスラエルのガラント国防相と電話会談し、米国が中東における自国の利益を守るために「万全の態勢を整えている」と述べた。
米国防総省は「オースティン長官は、米国がイランや同国が支援するテロ組織の脅威に直面しても、米国人、同盟国、パートナーを守る万全の態勢を整えていることを再確認した」と声明で述べた。
またオースティン長官はXに「イランから発射された200発近い弾道ミサイルに対するイスラエルの連携防衛について互いに評価し、今後も緊密に連絡を取り合うことを約束した」と投稿した。
イランはこの日、イスラエルに向けて弾道ミサイルを発射。レバノンの親イラン派武装組織ヒズボラに対する軍事行動への報復攻撃だとした。