イスラエル軍、ヒズボラ指導者ナスララ師殺害と発表 27日に本部空爆
9月28日、イスラエル軍は、レバノンのイスラム教シーア派の民兵組織ヒズボラの指導者ナスララ師を殺害したと発表した。写真はベイルート郊外への攻撃。28日撮影(2024年 ロイター/Mohamed Azakir)
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[エルサレム/ベイルート 28日 ロイター] - イスラエル軍は28日、レバノンのイスラム教シーア派の民兵組織ヒズボラの指導者ナスララ師を殺害したと発表した。レバノンの首都ベイルート南郊にあるヒズボラの本部を27日に空爆した。
イスラエル軍は、別の最高幹部アリ・カラキ氏も殺害したとしている。ロイターは現時点でヒズボラのコメントを得られていない。ヒズボラはナスララ師の状況について声明を出していない。
ナスララ師はイランの支援を受けるヒズボラを32年間率いて勢力を拡大し、イランの影響力を中東全域に広げる役割を担ってきた。殺害が事実とすれば、ヒズボラだけでなくイランにも大きな打撃となる。
イスラエル軍は声明で「ヒズボラの指揮官らが本部で活動し、イスラエル国民に対するテロを画策する中で攻撃を実施した」と発表した。地下にいたナスララ師を狙って本部を空爆し、アリ・カラキ氏のほか他の司令官も殺害したとしている。
イスラエル軍は27日、ヒズボラ本部を空爆したと発表していた。