ニュース速報
ワールド

ロシア、中国と「潜在力を結集」 米の脅威に合同で対抗

2024年09月12日(木)05時34分

ロシアは11日、中国との提携は第三国に対するものではないものの、米国の脅威に直面した際には、両国が「潜在力を結集」できるとの見解を示した。写真はロシア外務省のマリア・ザハロワ報道官。6月撮影(2024年 ロイター/Maxim Shemetov)

Dmitry Antonov

[モスクワ 11日 ロイター] - ロシアは11日、中国との提携は第三国に対するものではないものの、米国の脅威に直面した際には、両国が「潜在力を結集」できるとの見解を示した。

ロシア外務省のマリア・ザハロワ報道官は記者団に対し、米軍ミサイルが日本に配備される可能性について「モスクワと中国は米国による『二重の封じ込め』に『二重の対抗』で応じる」と言明。ロシアと中国が極めて深刻なミサイル脅威に対応することは明らかであり、それは「政治的なものとは程遠いものになるだろう」との見方を示した。

今年5月、中国の習近平国家主席とプーチン大統領は包括的戦略パートナーシップを深化させる共同声明に署名。

今月9日には中国国営新華社が、中国軍が9月に日本海とオホーツク海で行う軍事演習にロシアが海軍と空軍を派遣すると報じている。

ロイター
Copyright (C) 2024 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

米9月住宅建設業者指数41に上昇、高金利で依然低水

ビジネス

米鉱工業生産、8月製造業は+0.9%と予想上回る 

ビジネス

スペイン中銀、24年成長率見通し引き上げ 観光ブー

ビジネス

米企業在庫、7月は0.4%増 予想わずかに上回る
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:ニュースが分かる ユダヤ超入門
特集:ニュースが分かる ユダヤ超入門
2024年9月17日/2024年9月24日号(9/10発売)

ユダヤ人とは何なのか? なぜ世界に離散したのか? 優秀な人材を輩出した理由は? ユダヤを知れば世界が分かる

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    北朝鮮で10代少女が逮捕、見せしめに...試聴した「禁断の韓国ドラマ」とは?
  • 2
    エリザベス女王とフィリップ殿下の銅像が完成...「誰だこれは」「撤去しろ」と批判殺到してしまう
  • 3
    地震の恩恵? 「地震が金塊を作っているかもしれない」との研究が話題に...その仕組みとは?
  • 4
    キャサリン妃とメーガン妃の「ケープ」対決...最も優…
  • 5
    北朝鮮、泣き叫ぶ女子高生の悲嘆...残酷すぎる「緩慢…
  • 6
    原作の「改変」が見事に成功したドラマ『SHOGUN 将軍…
  • 7
    バルト三国で、急速に強まるロシアの「侵攻」への警…
  • 8
    「LINE交換」 を断りたいときに何と答えますか? 銀座…
  • 9
    ロシア軍、世界2位の150万人規模へ 大統領令で18万…
  • 10
    ロシア空軍が誇るSu-30M戦闘機、黒海上空でウクライ…
  • 1
    「LINE交換」 を断りたいときに何と答えますか? 銀座のママが説くスマートな断り方
  • 2
    「もはや手に負えない」「こんなに早く成長するとは...」と飼い主...住宅から巨大ニシキヘビ押収 驚愕のその姿とは?
  • 3
    北朝鮮、泣き叫ぶ女子高生の悲嘆...残酷すぎる「緩慢な処刑」、少女が生き延びるのは極めて難しい
  • 4
    【クイズ】自殺率が最も高い国は?
  • 5
    キャサリン妃とメーガン妃の「ケープ」対決...最も優…
  • 6
    ロシア空軍が誇るSu-30M戦闘機、黒海上空でウクライ…
  • 7
    アメリカの住宅がどんどん小さくなる謎
  • 8
    キャサリン妃、化学療法終了も「まだ完全復帰はない…
  • 9
    森ごと焼き尽くす...ウクライナの「火炎放射ドローン…
  • 10
    ウィリアムとヘンリーの間に「信頼はない」...近い将…
  • 1
    「LINE交換」 を断りたいときに何と答えますか? 銀座のママが説くスマートな断り方
  • 2
    エリート会社員が1600万で買ったマレーシアのマンションは、10年後どうなった?「海外不動産」投資のリアル事情
  • 3
    年収分布で分かる「自分の年収は高いのか、低いのか」
  • 4
    「棺桶みたい...」客室乗務員がフライト中に眠る「秘…
  • 5
    「まるで別人」「ボンドの面影ゼロ」ダニエル・クレ…
  • 6
    森ごと焼き尽くす...ウクライナの「火炎放射ドローン…
  • 7
    ウクライナ軍のクルスク侵攻はロシアの罠か
  • 8
    「あの頃の思い出が詰まっている...」懐かしのマクド…
  • 9
    「もはや手に負えない」「こんなに早く成長するとは.…
  • 10
    止まらない爆発、巨大な煙...ウクライナの「すさまじ…
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中