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独仏英、イラン制裁へ ロシアへの弾道ミサイル供与を非難
2024年09月10日(火)23時35分
独仏英3カ国は、イランによるロシアへの短距離弾道ミサイルの移送を強く非難するとともに、イラン航空への制裁実施に向け取り組むと表明した。写真はイランのペゼシュキアン大統領(右)とロシアのショイグ安全保障会議書記(左)。8月撮影(2024年 ロイター/Iran's Presidency/WANA (West Asia News Agency)/Handout via REUTERS)
[ベルリン 10日 ロイター] - 独仏英3カ国は、イランによるロシアへの短距離弾道ミサイルの移送を強く非難するとともに、イラン航空への制裁実施に向け取り組むと表明した。ドイツ外務省が10日、明らかにした。
同省が発表した3カ国の共同声明は、この行為はイランとロシアによるエスカレーションであり、「欧州の安全保障に対する直接的な脅威」だと言明。3カ国はイランとの二国間航空協定を破棄する措置を直ちに講じるとした。
この声明に先立ち、ブリンケン米国務長官はロシアがイランから弾道ミサイルを受け取っており、数週間以内にウクライナで使用する可能性が高いと指摘。米国がイラン航空を含む航空会社に対し新たな制裁を課すと述べた。