ウクライナ首都にロのミサイル攻撃、火災や負傷者の情報
ウクライナ空軍によると、ロシア軍が2日未明、首都キーウを弾道ミサイルで攻撃。キーウ市長は、撃墜したミサイルの残骸で火災や負傷者が出ているもようで救急隊が出動したと述べた。キーウで8月29日撮影(2024年 ロイター/Gleb Garanich)
Pavel Polityuk
[キーウ 2日 ロイター] - ウクライナ空軍によると、ロシア軍が2日未明、首都キーウを弾道ミサイルで攻撃。キーウ市長は、撃墜したミサイルの残骸で火災や負傷者が出ているもようで救急隊が出動したと述べた。
ウクライナ全土に空襲警報が発令された。隣国ポーランドは領空の安全確保へ自国軍と北大西洋条約機構(NATO)加盟国軍の航空機を緊急発進させた。
ウクライナ空軍は、弾道ミサイルがキーウに向け繰り返し発射されているとテレグラムで述べた。
クリチコ・キーウ市長によると、大学などがある文教地区のシェフチェンキフスキー地区で火災が発生し、少なくとも負傷者1人が出ている。このほか、主要鉄道駅や空港があるソロミャンスキーなど3地区に 救急隊が出動した。
ロシアは1週間前に、ウクライナ全土に向け大規模な攻撃を実施。7人が死亡し、各地のエネルギー施設に被害が出た。