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強い懸念を伝え、抗議した=中国海軍測量艦の領海侵入で官房長官
2024年09月02日(月)11時37分
9月2日、林芳正官房長官(写真)は午前の会見で、中国海軍の測量艦が8月31日、鹿児島県口永良部島周辺の日本の領海内を航行したことについて、外交ルートを通じ強い懸念を伝え、抗議したと語った。写真は都内で昨年12月撮影(2024 ロイター/Issei Kato)
Hitoshi Ishida
[東京 2日 ロイター] - 林芳正官房長官は2日午前の会見で、中国海軍の測量艦が8月31日、鹿児島県口永良部島周辺の日本の領海内を航行したことについて、外交ルートを通じ強い懸念を伝え、抗議したと語った。
林長官は中国海軍の艦艇は高い頻度で日本の領海内を航行していると指摘、先般の中国軍機による領空侵犯との関連性を含め、今回の中国海軍艦艇の航行の目的や意図について確たることを言うのは困難だとしたうえで、中国海軍艦艇などの動向に強い懸念をもって注視し、警戒監視活動に万全を期すと述べた。