ハリコフへのミサイル攻撃で47人死亡 ウクライナはロシアに無人機攻撃
1日、ウクライナ東部のハリコフ州ハリコフで、商業・イベント用の複合施設がロシアによるミサイル攻撃を受け、少なくとも子ども5人を含む47人が死亡した(2024年 ロイター/Vitalii Hnidyi)
[キーウ 1日 ロイター] - ウクライナ東部のハリコフ州ハリコフで1日、商業・イベント用の複合施設がロシアによるミサイル攻撃を受け、少なくとも子ども5人を含む47人が死亡した。複数の当局者が明らかにした。
これに先立ちロシアは、ウクライナが発電所や石油精製施設を標的として戦争開始以来で最大規模の無人機攻撃を実施し、防空システムで158機を破壊したと発表した。この破片でモスクワの石油精製施設などに火災が発生したという。
ウクライナのゼレンスキー大統領は、ハリコフ市が攻撃されたことに伴って、ウクライナが西側諸国から供与されたミサイルでロシア領奥深くの標的を攻撃し、軍事的な脅威を減らす作戦の正当性を改めて訴えた。
ゼレンスキー氏は通信アプリ「テレグラム」への投稿で「このテロを阻止するために必要な世界中の力を投入しなければならない。特別な力ではないが、指導者たちがウクライナの自衛に不可欠で必要な勇気を提供してくれることが求められる」と述べた。