米印首脳、ウクライナ情勢など協議 モディ氏の訪問後
バイデン米大統領(左)は8月26日、インドのモディ首相(右)とウクライナやバングラデシュを巡る情勢について電話協議した。昨年9月、ニューデリーで代表撮影(2024年 ロイター)
Kanishka Singh
[ワシントン 26日 ロイター] - バイデン米大統領は26日、インドのモディ首相とウクライナやバングラデシュを巡る情勢について電話協議した。モディ氏は先週、ウクライナの首都キーウを訪問し、ゼレンスキー大統領と会談した。
モディ氏はバイデン氏とウクライナ情勢を協議し、「早期の平和と安定回復に対するインドの全面的な支持を改めて表明した」と投稿した。
ホワイトハウスの発表によると、バイデン氏はモディ氏によるウクライナ訪問を称賛。「国連憲章に基づく、国際法に沿った紛争の平和的解決への支持」を両首脳が表明した。
モディ氏によれば、両首脳は大規模な抗議活動がハシナ前政権の崩壊につながったバングラデシュの情勢についても協議し、同国における「早期の平穏回復と、ヒンズー教徒など少数派の安全確保の必要性」を強調した。
イスラム教徒が多数派のバングラデシュでは抗議活動の中、特にヒンズー教徒など少数派に対する暴力が報告された。