米長官、野党候補勝利と指摘 ベネズエラ大統領選で
8月1日、ブリンケン米国務長官(写真)は、ベネズエラ大統領選について、野党候補ゴンサレス氏が最多の票を獲得して勝利したのは明らかだと声明を発表した。写真はモンゴルのウランバートルで撮影(2024 ロイター/B. Rentsendorj)
Kanishka Singh Matt Spetalnick
[ワシントン 1日 ロイター] - ブリンケン米国務長官は1日、ベネズエラ大統領選について、野党候補ゴンサレス氏が最多の票を獲得して勝利したのは明らかだと声明を発表した。
「われわれはベネズエラにおける民主主義の規範を再構築するプロセスを全面的に支持しており、国際パートナーと共同でそれを強化する方法を検討する用意がある」と表明した。
また、野党指導者らを保護し、安全を確保するよう要請。「法執行機関と治安部隊は、民主的権利を行使する国民に対する政治的暴力の道具になってはならない」と述べた。
大統領選は7月28日に実施。選挙管理当局は現職のマドゥロ大統領が51%の票を獲得して勝利したと発表している。選挙結果を巡りベネズエラでは抗議デモが続いている。
ブラジル、メキシコ、コロンビアの大統領は1日、ベネズエラに対し詳細な投票結果を公表するよう求めた。