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G7外相、ベネズエラ大統領選への懸念表明 声明を承認

2024年08月01日(木)01時49分

主要7カ国(G7)外相は31日、南米ベネズエラで28日に実施された大統領選への懸念を表明する声明を承認した。写真はアルゼンチン大使館(2024年 ロイター/Alexandre Meneghini)

Angelo Amante

[31日 ロイター] - 主要7カ国(G7)外相は31日、南米ベネズエラで28日に実施された大統領選への懸念を表明する声明を承認した。

ロイターが入手した声明によると、G7外相はベネズエラに対し、選挙結果の詳細を完全な透明性をもって公表するよう求め、全ての情報を野党のほか、独立監視団と直ちに共有するよう要請。「最大限の自制と、平和的かつ民主的で、ベネズエラが主導する解決を求める」とした。

ベネズエラ大統領選を巡っては、独裁色を強めるマドゥロ政権の影響下にある選挙管理当局がマドゥロ氏が得票率51%で勝利したと発表。マドゥロ政権退陣を求める野党支持者らの抗議行動が各地に広がった。

選挙を監視した米国のカーターセンターは、ベネズエラ大統領選について「公正さに関する国際基準を満たしておらず、民主的とは言えない」としている。

ロイター
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