バイデン大統領、トランプ氏銃撃を非難 「暴力許されず」
バイデン米大統領は13日、ペンシルベニア州で行われたトランプ前大統領の集会で起きた発砲事件を受け、政治的な暴力に終止符を打つよう呼びかけた(2024年 ロイター/Tom Brenner)
[リホボスビーチ(デラウェア州) 13日 ロイター] - バイデン米大統領は13日、ペンシルベニア州で行われたトランプ前大統領の集会で起きた発砲事件を受け、政治的な暴力に終止符を打つよう呼びかけた。
また、バイデン陣営はトランプ氏を攻撃する広告を含めあらゆる政治的コミュニケーションを停止した。
「米国でこのような暴力は許されない。ひどいことだ」と非難。この事件について詳細な説明を受けており、トランプ氏と今後話をするつもりだと述べた。また、「全ての人が非難しなければならない」と強調した。
銃撃は暗殺未遂事件だと思うか問われると、全ての事実を把握してはいないとして明言は避けた。
ホワイトハウスは、バイデン氏が電話でトランプ氏で話をしたと明らかにしたが、詳細には触れなかった。
バイデン陣営のある関係者は、事件の重大性を考慮しできるだけ早期にテレビでの選挙広告を取り下げるよう動いていると述べた。
過去数週間、バイデン陣営はトランプ氏の刑事訴追に焦点を当てたテレビ広告など、これまでになく攻撃的なネガティブキャンペーンを展開していた。