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ウクライナ東部ドニプロ、ロシアの空爆で5人死亡 負傷者多数

2024年07月04日(木)09時43分

 ウクライナ南東部の都市ドニプロで7月3日、ロシアのミサイルと無人機による空爆があり、少なくとも5人が死亡、53人が負傷した(2024年 ロイター/Synelnykov)

Mykhailo Moskalenko

[ドニプロ(ウクライナ) 3日 ロイター] - ウクライナ南東部の都市ドニプロで3日、ロシアのミサイルと無人機による空爆があり、少なくとも5人が死亡、53人が負傷した。

ゼレンスキー大統領がテレグラムで公開した現地の映像には、上空での大爆発に続き、火の玉が地面に向かって飛び散る様子が映しされている。

ゼレンスキー氏は「こうしたロシアのテロは、近代的な防空システムと長距離兵器によってのみ阻止できる。必要なのは指導者の決断力だけだ」と述べ、西側諸国に防空システムと長距離兵器のさらなる供給を要請した。

ドニプロ市長は、今回の攻撃で幼稚園や学校、病院、商業施設が被害を受け、市内全域で火災が発生したと述べた。

ウクライナ空軍によると、ロシア軍はドニプロ一帯をミサイル7発とシャヘド無人機5機で攻撃した。防空部隊はミサイル5発と全ての無人機を撃墜したという。

ロイター
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