バイデン氏、選挙戦継続巡る懸念を側近に表明と報道 ホワイトハウスは否定
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バイデン米大統領(写真)が、今後数日中に自分が大統領職にふさわしいと国民を納得させることができなければ、選挙戦を継続できない可能性があるという懸念を側近に打ち明けていたことが分かった。2021年8月撮影(2024年 ロイター/Evelyn Hockstein)
[ワシントン 3日 ロイター] - バイデン米大統領が、今後数日中に自分が大統領職にふさわしいと国民を納得させることができなければ、選挙戦を継続できない可能性があるという懸念を側近に打ち明けていたことが分かった。米紙ニューヨーク・タイムズが3日、関係筋の情報として報じた。
共和党のトランプ前大統領と対決した先週のテレビ討論会での精彩を欠くパフォーマンスによって、民主党内からも再選を目指すべきでないという声が上がっていることが背景にある。
関係筋は先週の討論会の結果に言及し、バイデン氏は「あと2回あのようなことがあれば、われわれは今週末までに全く異なる状況に置かれていると認識している」と語った。
バイデン大統領は引き続き再選に向け注力していると強調した上で、週内に予定されているABCニュースとのインタビューや激戦州ペンシルベニア州での集会などを首尾よくこなす必要があることを理解しているとも述べた。
ホワイトハウスのベイツ報道官はソーシャルメディアへの投稿で、同報道について「完全に誤り」と述べた。
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