米ＦＴＣ、データ保護巡りＴｉｋＴｏｋ調査 提訴か和解も＝報道

米連邦取引委員会（ＦＴＣ）がプライバシーやデータ保護の不備の疑いで「ティックトック（ＴｉｋＴｏｋ）」を調査しており、今後数週間内に提訴か和解に踏み切る可能性があると、米政治サイトのポリティコが２６日に報じた。写真はティックトックのロゴ。米カリフォルニア州カルバー・シティーで１３日撮影（２０２４年　ロイター／Mike Blake）

[２６日 ロイター] - 米連邦取引委員会（ＦＴＣ）がプライバシーやデータ保護の不備の疑いで中国系動画投稿アプリ「ティックトック（ＴｉｋＴｏｋ）」を調査しており、今後数週間内に提訴か和解に踏み切る可能性があると、米政治サイトのポリティコが２６日に報じた。

米下院は今月、ＴｉｋＴｏｋ親会社である中国の字節跳動（バイトダンス）に約半年以内に同アプリの米国事業売却を求め、従わなければアプリの利用を禁止する法案を圧倒的多数で可決した。

ホワイトハウスは上院の迅速な行動を望むとし、バイデン大統領は可決されれば署名する方針を示している。

ロイターは２０２０年、ＦＴＣと米司法省が子どものプライバシー保護を目的とした１９年の合意をＴｉｋＴｏｋが守らなかった疑いを調査していると報じていた。

同社はロイターのコメント要請に返答していない。