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太平洋の警察活動に「中国の役割ない」、豪担当相が表明

2024年02月29日(木)16時31分

 2月29日、オーストラリアのコンロイ国際開発・太平洋担当相(写真)は、太平洋諸島の警察活動において中国は「いかなる役割も担うべきでない」と述べた上で、地元の治安部隊の訓練を強化する考えを示した。写真は、インドネシアのジャカルタで開催された第10回東南アジア諸国連合(ASEAN)国防相会議(ADMM プラス)に出席するオーストラリアのコンロイ国際開発・太平洋担当相。代表撮影(2024年 ロイター)

Kirsty Needham

[キャンベラ 29日 ロイター] - オーストラリアのコンロイ国際開発・太平洋担当相は29日、太平洋諸島の警察活動において中国は「いかなる役割も担うべきでない」と述べた上で、地元の治安部隊の訓練を強化する考えを示した。ロイターとのインタビューで述べた。

ロイターは先週、太平洋の環礁国家キリバスで、中国の警察官が現地の警察とともに活動していると報道。米国務省は26日、太平洋島しょ国が中国の警察から支援を受けることに懸念を示した。

豪警察はキリバスで活動してはいないが、警察無線ネットワークや警察兵舎向けに資金を提供することを約束するなど支援を行っている。

キリバスは人口11万5000人の国家で、一部の島はホノルルの南2160キロに位置する。中国は米国に対抗し、太平洋諸島との安全保障関係の拡大を進めている。

コンロイ氏は「彼ら(中国)が太平洋においてより大きな安全保障上の役割を果たそうとしていることは認識している。われわれは、太平洋での警察活動や、より広範な安全保障において、中国が果たすべき役割はないという見解で一貫している」と語った。

ロイター
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