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インドネシア中銀、24年のルピア上昇見込む

インドネシア中央銀行のワルジヨ総裁は30日、2024年の外国為替相場で通貨ルピアが対ドルで上昇し、平均で1ドル=1万4600─1万5100ルピアになるとの見方を示した。2013年6月撮影(2023年 ロイター/Enny Nuraheni)
[ジャカルタ 30日 ロイター] - インドネシア中央銀行のワルジヨ総裁は30日、2024年の外国為替相場で通貨ルピアが対ドルで上昇し、平均で1ドル=1万4600─1万5100ルピアになるとの見方を示した。23年の見通しは1万4800─1万5200ルピア。
議会の予算委員会の公聴会で、ワルジヨ氏は24年の経済成長率は4.7─5.5%と、23年予測の4.5─5.3%から加速するとの見方も示した。
24年のインフレ率は中銀の新たな目標範囲の1.5─3.5%に収まるとの見方も表明。今年の目標範囲は2─4%としている。政府と議員が24年予算の議論に役立てるため、中銀は公聴会で経済指標予測も提供した。
ルピアは対ドルで年初から約4%上がり、アジアの新興国通貨で最も大きく上昇している。
食料とエネルギー価格の世界的な上昇を背景に、東南アジア最大の経済大国であるインドネシアのインフレ率は昨年6%近くに達した。中銀が昨年8月から今年1月にかけて合計225ベーシスポイント利上げしたことで物価上昇圧力は緩和されている。
4月の消費者物価指数(CPI)上昇率は前年同月比4.33%だった。23年第3・四半期にはインフレ率が中銀の目標範囲に戻ると予想されている。
第1・四半期の経済成長率は前年同期比5.03%だった。