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ウクライナ・中国協議「望ましい」、意向すでに伝達=ゼレンスキー氏

2023年02月24日(金)01時45分

ウクライナのゼレンスキー大統領は23日、中国とウクライナの代表による会合の開催が「望ましい」と述べ、ウクライナ政府がこうした意向をすでに伝えていることを明らかにした。ただ、中国が策定しているとされる戦争終結に向けた計画については承知していないとした。(2023年 ロイター/ Ukrainian Presidential Press Service/Handout via REUTERS)

[キ-ウ 23日 ロイター] - ウクライナのゼレンスキー大統領は23日、中国とウクライナの代表による会合の開催が「望ましい」と述べ、ウクライナ政府がこうした意向をすでに伝えていることを明らかにした。ただ、中国が策定しているとされる戦争終結に向けた計画については承知していないとした。

ゼレンスキー氏は首都キーウ(キエフ)を訪問しているスペインのサンチェス首相との記者会見で、中国の習近平国家主席との会談の可能性に関する質問に対し「中国との会合を希望する。こうした会合は現在、ウクライナの国益にかなう」と述べた。

その上で「大きな影響力を持つ国を含む多くの国が、ウクライナの主権を尊重しながら戦争終結に向けた方法を検討すれば、より早く実現する」と語った。

中国が策定しているとされる提案については、ウクライナの外交官を通して「一般的な」情報しか得ていないとしながらも、中国が和平の仲介を検討していることは心強いと述べた。

ロシアのプーチン大統領は前日、ロシアを訪問した中国外交担当トップの王毅氏と会談。中ロ関係が「新境地」に達したと指摘し、習近平国家主席の訪ロに期待を示した。

習主席は、ロシアによる全面侵攻開始から1年となる24日に「平和演説」を行う予定。米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は今週、関係筋の情報として、習主席が数カ月以内にロシアを訪問しプーチン大統領と会談する準備を進めていると報じている。

ロイター
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