ニュース速報

ワールド

スリランカ予算、赤字削減と貿易拡大を目指す=大統領

2022年11月15日(火)09時36分

 スリランカのウィクラマシンハ大統領は14日議会で演説し、経済危機に見舞われている同国は、IMFの勧告に上乗せした予算案の政策を実行すれば、来年末までに経済を好転させることができるとの見方を示した。写真はコロンボで8月撮影(2022年 ロイター/Dinuka Liyanawatte)

[コロンボ 14日 ロイター] - スリランカのウィクラマシンハ大統領は14日議会で演説し、経済危機に見舞われている同国は、国際通貨基金(IMF)の勧告に上乗せした予算案の政策を実行すれば、来年末までに経済を好転させることができるとの見方を示した。

ウィクラマシンハ氏は、IMFの勧告は経済の安定化のみに主眼を置いていると指摘。同氏が7月の就任以降初めて議会に提出した予算案は、IMFの支援確保をにらんで、財政赤字の削減を目指している。

同氏は政府の中期目標として、国内総生産(GDP)に占める国際貿易の比率の100%超拡大に加え、向こう10年間で年間輸出額の30億ドル増加と、30億ドルの外国直接投資の呼び込みを挙げた。

さらに同氏は、政府は公的債務の対GDP比率を中期的に100%未満に引き下げるとともに、7─8%程度の経済成長率の達成を目指していると説明した。

ロイター
Copyright (C) 2022 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

サムスン、ASML製半導体装置の受け取り延期 米新

ビジネス

午後3時のドルは149円後半へ小幅反落、底堅さ指摘

ワールド

ヒズボラ、対イスラエル戦「新たな段階」 ハマス指導

ビジネス

中国GDP、第3四半期は4.6%増に鈍化 不動産低
MAGAZINE
特集:米大統領選 決戦前夜の大逆転
特集:米大統領選 決戦前夜の大逆転
2024年10月22日号(10/16発売)

米大統領選を揺るがす「オクトーバー・サプライズ」。最後に勝つのはハリスか? トランプか?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    死亡リスクはロシア民族兵の4倍...ロシア軍に参加の北朝鮮兵による「ブリヤート特別大隊」を待つ激戦地
  • 2
    目撃された真っ白な「謎のキツネ」? 専門家も驚くその正体
  • 3
    ウクライナ兵捕虜を処刑し始めたロシア軍。怖がらせる作戦か、戦争でタガが外れたのか
  • 4
    裁判沙汰になった300年前の沈没船、残骸発見→最新調…
  • 5
    ナチス・ドイツの遺物が屋根裏部屋に眠っていた...そ…
  • 6
    大破した車の写真も...FPVドローンから逃げるロシア…
  • 7
    シドニー・スウィーニーの最新SNS投稿が大反響! 可…
  • 8
    東京に逃げ、ホームレスになった親子。母は時々デパ…
  • 9
    北朝鮮を訪問したプーチン、金正恩の隣で「ものすご…
  • 10
    北朝鮮、泣き叫ぶ女子高生の悲嘆...残酷すぎる「緩慢…
  • 1
    死亡リスクはロシア民族兵の4倍...ロシア軍に参加の北朝鮮兵による「ブリヤート特別大隊」を待つ激戦地
  • 2
    「地球が作り得る最大のハリケーン」が間もなくフロリダ上陸、「避難しなければ死ぬ」レベル
  • 3
    エジプト「叫ぶ女性ミイラ」の謎解明...最新技術が明かす意外な死の真相
  • 4
    『シビル・ウォー』のテーマはアメリカの分断だと思…
  • 5
    「メーガン・マークルのよう」...キャサリン妃の動画…
  • 6
    「メーガン妃のスタッフいじめ」を最初に報じたイギ…
  • 7
    目撃された真っ白な「謎のキツネ」? 専門家も驚くそ…
  • 8
    東京に逃げ、ホームレスになった親子。母は時々デパ…
  • 9
    ビタミンD、マルチビタミン、マグネシウム...サプリ…
  • 10
    コストコの人気ケーキに驚きの発見...中に入っていた…
  • 1
    ベッツが語る大谷翔平の素顔「ショウは普通の男」「自由がないのは気の毒」「野球は超人的」
  • 2
    「地球が作り得る最大のハリケーン」が間もなくフロリダ上陸、「避難しなければ死ぬ」レベル
  • 3
    死亡リスクはロシア民族兵の4倍...ロシア軍に参加の北朝鮮兵による「ブリヤート特別大隊」を待つ激戦地
  • 4
    ウクライナに供与したF16がまた墜落?活躍する姿はど…
  • 5
    漫画、アニメの「次」のコンテンツは中国もうらやむ…
  • 6
    ウクライナ軍、ドローンに続く「新兵器」と期待する…
  • 7
    エジプト「叫ぶ女性ミイラ」の謎解明...最新技術が明…
  • 8
    コストコの人気ケーキに驚きの発見...中に入っていた…
  • 9
    エコ意識が高過ぎ?...キャサリン妃の「予想外ファッ…
  • 10
    キャサリン妃がこれまでに着用を許された、4つのティ…
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中