ニュース速報

ワールド

中国の8月原油輸入、ロシア産が前年比+28% サウジ産が最大

2022年09月20日(火)14時50分

 9月20日、中国税関総局が公表したデータによると、8月の原油輸入は、ロシア産が前年比28%増加した。写真は浙江省の港にあるオイルターミナル。2017年5月撮影(2022年 ロイター)

[シンガポール 20日 ロイター] - 中国税関総局が20日公表したデータによると、8月の原油輸入は、ロシア産が前年比28%増加した。ただ、サウジアラビア産も拡大し、4カ月ぶりに同国からの輸入が最大となった。

サウジ産原油の輸入は前年比5%増の847万5000トン(日量199万バレル)だった。

ロシア産原油の輸入は834万2000トン(日量196万バレル)。日量ベースで5月に記録した過去最高の約200万バレルをわずか下回る水準だった。中国はロシアにとり最大の原油輸出国。

8月の原油輸入は、製油所の操業停止や稼働率低下を背景に4035万トン(日量約950万バレル)と、前年同月比9.4%減少した。

ロシアからの輸入拡大で、アンゴラとブラジルからの輸入は前年比、34%、47%、それぞれ減少した。

*写真キャプションを手直ししました。

ロイター
Copyright (C) 2022 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

英当局、銀行員賞与の支払い規制緩和を提案 競争力強

ワールド

モルドバ当局、ロシアで争乱訓練察知 大統領選など妨

ビジネス

為替、投機的な動向含め高い緊張感持ってしっかり注視

ビジネス

中国新築住宅価格、9月は前年比-5.8% 15年5
MAGAZINE
特集:米大統領選 決戦前夜の大逆転
特集:米大統領選 決戦前夜の大逆転
2024年10月22日号(10/16発売)

米大統領選を揺るがす「オクトーバー・サプライズ」。最後に勝つのはハリスか? トランプか?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    死亡リスクはロシア民族兵の4倍...ロシア軍に参加の北朝鮮兵による「ブリヤート特別大隊」を待つ激戦地
  • 2
    目撃された真っ白な「謎のキツネ」? 専門家も驚くその正体
  • 3
    ウクライナ兵捕虜を処刑し始めたロシア軍。怖がらせる作戦か、戦争でタガが外れたのか
  • 4
    裁判沙汰になった300年前の沈没船、残骸発見→最新調…
  • 5
    ナチス・ドイツの遺物が屋根裏部屋に眠っていた...そ…
  • 6
    大破した車の写真も...FPVドローンから逃げるロシア…
  • 7
    シドニー・スウィーニーの最新SNS投稿が大反響! 可…
  • 8
    東京に逃げ、ホームレスになった親子。母は時々デパ…
  • 9
    北朝鮮を訪問したプーチン、金正恩の隣で「ものすご…
  • 10
    北朝鮮、泣き叫ぶ女子高生の悲嘆...残酷すぎる「緩慢…
  • 1
    死亡リスクはロシア民族兵の4倍...ロシア軍に参加の北朝鮮兵による「ブリヤート特別大隊」を待つ激戦地
  • 2
    「地球が作り得る最大のハリケーン」が間もなくフロリダ上陸、「避難しなければ死ぬ」レベル
  • 3
    エジプト「叫ぶ女性ミイラ」の謎解明...最新技術が明かす意外な死の真相
  • 4
    『シビル・ウォー』のテーマはアメリカの分断だと思…
  • 5
    「メーガン・マークルのよう」...キャサリン妃の動画…
  • 6
    「メーガン妃のスタッフいじめ」を最初に報じたイギ…
  • 7
    東京に逃げ、ホームレスになった親子。母は時々デパ…
  • 8
    目撃された真っ白な「謎のキツネ」? 専門家も驚くそ…
  • 9
    ビタミンD、マルチビタミン、マグネシウム...サプリ…
  • 10
    コストコの人気ケーキに驚きの発見...中に入っていた…
  • 1
    ベッツが語る大谷翔平の素顔「ショウは普通の男」「自由がないのは気の毒」「野球は超人的」
  • 2
    「地球が作り得る最大のハリケーン」が間もなくフロリダ上陸、「避難しなければ死ぬ」レベル
  • 3
    ウクライナに供与したF16がまた墜落?活躍する姿はどこに
  • 4
    死亡リスクはロシア民族兵の4倍...ロシア軍に参加の…
  • 5
    漫画、アニメの「次」のコンテンツは中国もうらやむ…
  • 6
    ウクライナ軍、ドローンに続く「新兵器」と期待する…
  • 7
    エジプト「叫ぶ女性ミイラ」の謎解明...最新技術が明…
  • 8
    コストコの人気ケーキに驚きの発見...中に入っていた…
  • 9
    エコ意識が高過ぎ?...キャサリン妃の「予想外ファッ…
  • 10
    キャサリン妃がこれまでに着用を許された、4つのティ…
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中