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ロシア攻撃力が大幅低下、軍拠点30カ所を破壊=ウクライナ国防省

ウクライナ国防省の報道官は15日、ここ数週間にロケット攻撃で30カ所以上のロシア軍の輸送拠点を破壊し、ロシアの攻撃力を著しく低下させたと発表した。写真は高機動ロケット砲システム「ハイマース」。提供写真(2022年 ロイター/Pavlo Narozhnyy/via REUTERS)
[キーウ(キエフ) 15日 ロイター] - ウクライナ国防省の報道官は15日、ここ数週間にロケット攻撃で30カ所以上のロシア軍の輸送拠点を破壊し、ロシアの攻撃力を著しく低下させたと発表した。
同報道官は、これには米国製の高機動ロケット砲システム「ハイマース」が貢献していることを示唆した。これが確認されれば、西側諸国からの兵器提供が戦況に大きく影響していることを意味し、5カ月目に入ったウクライナ戦争の力学における変化を示す可能性がある。
ウクライナ軍幹部は14日、ロシアはこの1週間で「1メートル」の領土も占領していないとし、ウクライナの攻撃はロシアの補給路を寸断し、モスクワは弾薬を前線から離れた場所に置かざるを得なくなったと語った。ロイターはこの発言を確認できていない。