ＵＡＥと気候変動対策で協力、再エネや水素燃料など＝仏財務相

　１１月２１日、フランスのルメール経済・財務相（写真）は、同国がアラブ首長国連法（ＵＡＥ）と協力し、再生可能エネルギーや水素燃料を含むエネルギー部門の新規プロジェクトに取り組むと明らかにした。９月撮影（２０２１年　ロイター／Gonzalo Fuentes）

［２１日　ロイター］ - フランスのルメール経済・財務相は２１日、同国がアラブ首長国連法（ＵＡＥ）と協力し、再生可能エネルギーや水素燃料を含むエネルギー部門の新規プロジェクトに取り組むと明らかにした。

ルメール氏はＵＡＥの首都アブダビで記者団に対し、「炭素の排出ゼロを２０５０年までに達成することは重要な目標であり、ＵＡＥと協力して気候変動対策に取り組みたい」と述べた。

同氏は、フランス経済が新型コロナウイルス禍から回復する中、経済・投資面での協力を呼び掛け、「今こそ両国間の経済協力に弾みをつけるときだ」と述べた。

また、ＵＡＥ訪問の理由の一つとして、新たなサプライチェーン（供給網）への投資を挙げた。

同氏は今回の訪問で、アブダビ政府系ファンドＡＤＱやアブダビ国営石油会社（ＡＤＮＯＣ）との会談を予定している。