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ロシア・東欧のコロナ感染者が2000万人突破、接種率の低さ影響

10月24日、ロシア・東欧地域の新型コロナウイルス感染者数が2000万人を突破したことが、ロイターの集計で判明した。写真は19日、モスクワの地下鉄駅内にある礼拝所を消毒する係員(2021年 ロイター/Maxim Shemetov)
[24日 ロイター] - ロシア・東欧地域の新型コロナウイルス感染者数が24日に2000万人を突破したことが、ロイターの集計で判明した。背景にはワクチン接種率の低さがあり、地域全体で少なくとも1回の接種を終えた人はまだ人口の半数に達していない。
オックスフォード大学が運営する「アワーワールド・イン・データ」によると、ハンガリーは地域における接種率が62%と最も高い半面、ウクライナは1回接種の割合が19%にとどまっている。
ロイターが22日までのデータをまとめた結果、この地域で足元の1日当たり平均新規感染者数は8万3700人余りと、昨年11月以降で最悪の状況。世界の全人口のうちロシア・東欧は4%にすぎないのに、新規感染者数に占める比率は約20%にも上る。
世界で死者の報告数が最も多い5カ国には、ロシアとウクライナ、ルーマニアとこの地域から3カ国が入っている。
特にロシアで報告された新規感染者は地域の4割以上で、5分ごとに120人の陽性者が発生するほど。ムラシュコ保健相は20日、国内医療体制が非常にひっ迫していると危機感を吐露した。死者数も22日まで4日連続で過去最多を更新した。
ロシアで1回のワクチンを接種した人は人口の約36%。
ウクライナも22日に新規感染者が過去最高に達し、死者数は2日連続で最多を記録。当局に感染抑制のための規制措置を講じる権限を与える期間を年末まで延長している。
ルーマニアでは、全土でコロナ患者の病床使用率が100%となり、遺体安置所も常にいっぱいになっている。19日には新規感染者数と死者数が過去最高を更新した。