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米テキサス州、電力会社の料金請求やサービス停止を一時的に禁止

2021年02月22日(月)16時35分

異例の寒波で大規模な停電が発生した米テキサス州のアボット知事は21日、住民に電力会社が請求書を送ったり、料金未払いで電気を止めたりすることを一時的に禁止すると表明した。写真はアボット知事。昨年10月、米大リーグのワールドシリーズ が行われたテキサス州のグローブライフ・フィールドで撮影。(2021年 ロイター/ Kevin Jairaj-USA TODAY Sports )

[21日 ロイター] - 異例の寒波で大規模な停電が発生した米テキサス州のアボット知事は21日、住民に電力会社が請求書を送ったり、料金未払いで電気を止めたりすることを一時的に禁止すると表明した。

寒波の中で使用した数日分の電気の料金に数千ドルを請求されたとの苦情が数多く寄せられたことを受けて、アボット氏は前日、州議会議員と緊急会議を開いた。

アボット氏はサンアントニオで記者団に「電力のない氷点下の寒さに何日も苦しんできたテキサスの住民に高額のエネルギー料金を請求すべきでない」と語った。

州当局が電力会社に請求書の送付を一時中止し、料金未払いに対するサービス停止を猶予するよう命じると述べた。

アボット氏によると、一部の電力会社は需要に連動するよう料金を設定しており、寒波の中で需要が急増したため料金が跳ね上がった。

ロイター
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