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ギンズバーグ判事、議会議事堂に遺体安置 公職女性で初
米最高裁判所の女性判事ルース・ギンズバーグ氏の遺体を納めたひつぎが、ワシントンの連邦議会議事堂に安置された。議会の遺体安置は、公職に就いた女性としては初。写真は25日、ワシントンの議会議事堂で撮影(2020年 ロイター/Erin Schaff/Pool via REUTERS)
[ワシントン 25日 ロイター] - 18日にすい臓がんによる合併症のため死去した米最高裁判所の女性判事ルース・ギンズバーグ氏の遺体を納めたひつぎが25日、ワシントンの連邦議会議事堂に安置された。
議会の遺体安置は、公職に就いた女性としては初。ユダヤ系米国人としても初となる。民間女性では、2005年に「公民権運動の母」として知られたローザ・パークスさんの遺体が安置された。
ギンズバーグ氏は1993年から最高裁判事を務め、女性の権利拡大を推進。若い女性を中心に、リベラル派の象徴として称賛された。
この日営まれたギンズバーグ氏の追悼式典には、民主党の大統領候補ジョー・バイデン前副大統領夫妻のほか、多くの与野党の上下両院議員が参列したが、共和党のマコネル上院院内総務とマッカーシー下院院内総務は出席しなかった。
トランプ大統領は前日、ギンズバーグ氏の遺体を納めたひつぎが安置されていた最高裁を訪れて弔意を示したが、追悼のために最高裁前に集まった人々から野次を浴びた。