ニュース速報
ワールド
訂正:WHOの緊急事態宣言、事務局長「世界に十分な対応時間与えた」
世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は1日、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的流行)が引き続き「国際的な公共衛生上の緊急事態」と表明した。2月撮影(2020年 ロイター/Denis Balibouse)
[ジュネーブ/ロンドン 1日 ロイター] - 世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は1日、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的流行)が引き続き「国際的な公共衛生上の緊急事態」と表明した。
テドロス氏は「感染者の特定、隔離、検査、治療に加え、感染者との接触追跡を網羅する包括的な措置を講じるよう、引き続き各国に要請する」と述べた。さらに、とりわけ医療制度が脆弱な国での感染拡大が懸念と強調した。
緊急事態宣言(訂正)を1月30日に出したことについては、中国以外ではその時点で感染者が82人、死者がゼロだったとした上で、「世界が対応する十分な時間」が与えたとしてWHOの判断を擁護。宣言を出す時期は「タイムリーだった」とも述べた。
また、WHOへの拠出金を停止した米国との関係については「頻繁に連絡を取っており、協力している」と話した。
*3段落目の「パンデミック宣言」を「緊急事態宣言」に訂正しました