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イースターは自宅で、新型コロナ抑制へ英政府が国民に呼び掛け

2020年04月10日(金)09時37分

4月9日、英政府は、新型コロナウイルス感染拡大を防ぐ取り組みが損なわれないよう、国民に対し、今週末のイースター(復活祭)休暇は家族や友人と集まらず、引き続き自宅で過ごすよう呼び掛けている。写真はマスクをつけたイースター用のウサギのチョコレート。独ピルマゼンスで9日撮影(2020年 ロイター/Ralph Orlowski)

[ロンドン 9日 ロイター] - 英政府は、新型コロナウイルス感染拡大を防ぐ取り組みが損なわれないよう、国民に対し、今週末のイースター(復活祭)休暇は家族や友人と集まらず、引き続き自宅で過ごすよう呼び掛けている。

英国は国民に不要不急の外出を禁じる措置が導入されてから3週目を迎えている。

政府報道官は「全ての人が役割を担っている。大切な人を守る最善策はこのイースター休暇に自宅にとどまることだ」と指摘。

「イースターに友人や家族と過ごしたい気持ちは理解している。われわれは、この感染症との闘いのために犠牲を払うよう国民にお願いしている」と語った。

政府は、外出禁止措置がおおむね順守されており、感染拡大ペースの鈍化につながっているとしているものの、季節外れの温暖な気候が続き、国民の自覚の強さが試されている。

警察当局は規制の違反者に執行権限を行使すると警告している。

英北部マンチェスターの警察によると、7日までの2週間には約500件のホームパーティーやその他の違反事例600件以上が通報されたという。

ロイター
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