NY外為市場=ユーロが対ドルで3週間ぶり安値、自動車関税の発表に身構え

ニューヨーク外為市場では、ドルが対ユーロで3週間ぶり高値を付けたほか、対円でも上昇した。2022年7月撮影(2025年 ロイター/Dado Ruvic)
[ニューヨーク 26日 ロイター] - ニューヨーク外為市場では、ドルが対ユーロで3週間ぶり高値を付けたほか、対円でも上昇した。トランプ米大統領の自動車関税に関する発表に身構える動きとなった。
ホワイトハウスによると、トランプ大統領は米東部時間26日午後4時に自動車関税について発表する見通し。
スタンダード・チャータードのグローバルG10FXリサーチ・北米マクロ戦略責任者、スティーブ・エングランダー氏は「誰もが関税に関する動向を見極めようとしている」とした上で、発表される内容が市場が見込む以上にタカ派となるリスクもあるという認識を示した。
トランプ大統領はこれまでに米国に輸入される自動車に対し25%程度の関税を課すほか、4月2日には相互関税を発動すると表明している。
ユーロ/ドルは一時、5日以来の安値となる1.075ドルに沈んだ。その後は0.32%安の1.0757ドル近辺で推移した。
朝方発表された2月の米耐久財受注が前月比0.9%増と、予想外に増加したこともドルへの追い風となった。
ドル/円は0.42%安の150.5円。
日銀の植田和男総裁は26日、高騰が続く食品価格について、外食などへの波及が続き、サービス価格が引き上げやすくなるなど、インフレが経済に広がる可能性があれば「利上げで対応することも考えないといけない」と述べた。
日銀の小枝淳子審議委員も就任会見で、日銀が目指す「賃金と物価の好循環」は「ステップが確認されてきている」と評価する一方で、物価動向については、足元のインフレが基調インフレを上回って推移しているが、4月30日―5月1日の金融政策決定会合までに「いろいろデータを見ていきたい」と話すにとどめた。
ポンド/ドルは一時2週間ぶり安値を付けた後、終盤の取引では0.46%安の1.2884ドル。
英国立統計局(ONS)が発表した2月の消費者物価指数(CPI)は前年比上昇率が2.8%と、予想以上に鈍化した。
リーブス財務相が、財政目標を達成する道筋を明確化するため、歳出増加計画を圧縮する方針を示したことにも反応した。
暗号資産(仮想通貨)のビットコインは1.53%安の8万6548ドル。
ドル/円 NY終値 150.58/150.63
始値 150.18
高値 150.75
安値 150.12
ユーロ/ドル NY終値 1.0752/1.0755
始値 1.0791
高値 1.0797
安値 1.0745
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