午前の日経平均は反落、米株安や円高を嫌気 中盤から下げ渋る
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2月25日、午前の東京株式市場で日経平均は、前営業日比430円95銭安の3万8345円99銭と反落した。写真は株価ボードのそばを通る人々。都内で2022年6月撮影(2025 ロイター/Issei Kato)
[東京 25日 ロイター] -
午前の東京株式市場で日経平均は、前営業日比430円95銭安の3万8345円99銭と反落した。米国市場でのハイテク株安やドル安/円高の動きが嫌気され、一時645円15銭安の3万8131円79銭まで下落した。その後は、時間外取引で米株先物が底堅い展開となったほか、最近のレンジ下限である3万8000円に接近してきたことで下げ渋った。
3連休中に為替市場で円高に振れたことで、輸出関連株が総じて軟調になった。当面は為替に影響を及ぼす日本の金利、物価統計に関心が集まりそうだ。一方で、下落すると好業績から割安感が生じ、押し目買いを誘いやすいとの声もある。
テクニカル面で下値の目安とされる1月17日安値3万8055円68銭が意識されることも、下げ渋りの理由になっている。3万8600円台に位置する200日移動平均線も意識されていた。
市場では「当面は国内の金利動向が注目される一方、ドル安/円高やトランプ関税に対する警戒感の強さから、上値が重い展開になりそうだ」(野村証券・投資情報部ストラテジストの澤田麻希氏)という。
TOPIXは0.33%安の2727.59ポイントで午前の取引を終了した。東証プライム市場の売買代金は2兆4547億7900万円だった。
東証33業種では、値上がりは卸売業、医薬品、海運業など16業種、値下がりは非鉄金属、石油・石炭製品、サービス業など17業種だった。
個別では、トヨタ自動車など輸出関連株が総じて軟調となり、アドバンテスト、ディスコ、フジクラなどAI関連株が下落。指数寄与度が高いソフトバンクグループ、ファーストリテイリングなどもさえない。半面、米著名投資家ウォーレン・バフェット氏が買い増す可能性に言及した伊藤忠商事、三菱商事、三井物産など大手商社株がしっかり。ディフェンシブ銘柄の側面から武田薬品工業、中外製薬など医薬品株も高い。
東証プライム市場の騰落数は、値上がりが736銘柄(44%)、値下がりは850銘柄(51%)、変わらずは54銘柄(3%)だった。
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