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エアバス、25年納入7%増を予想 宇宙・防衛事業で追加出費示唆

2025年02月21日(金)12時06分

 2月20日、欧州航空機大手エアバスは、2025年の納入機数が前年比7%増加し、約820機に達するとの見通しを示した。写真は同社のロゴ。フランスのビルパントで昨年6月撮影(2025 ロイター/Benoit Tessier)

Gianluca Lo Nostro Tim Hepher

[20日 ロイター] - 欧州航空機大手エアバスは20日、2025年の納入機数が前年比7%増加し、約820機に達するとの見通しを示した。短期的には生産への圧力があると示唆した上で、A350型の納入について遅れを認めた。

一方、宇宙事業に関しては、3億ユーロ(3億1284万ドル)の追加費用を計上した。販売が伸び悩んでいる軍用輸送機A400Mの長期的な見通しへのリスクも示した。

24年の調整後営業利益は53億5000万ユーロと、前年比8%減少した。10─12月期は25億6000万ユーロ。

売上高は6%増の692億3000万ユーロ。10─12月期は247億2000万ドルだった。

24年の納入機数は766機と、目標とほぼ一致した。

同社はサプライチェーン(供給網)上の問題に見舞われているものの、中期生産目標については全て据え置いた。

ロイター
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